こどもの靴選び*よちよち歩き頃*

骨・関節
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まだまだ未熟な赤ちゃんの足

ついこの前までゴロゴロと寝返りをするのがやっとだった赤ちゃんが、ハイハイをし始め、つかまり立ちを覚え。。。
ついに最初の一歩を踏み出す時が来ました。だいたい1歳前後ではないかと思います。
最近の子は歩き始めるのが早いなぁという印象。昔と何が違うんでしょうね?

ママ
ママ

ウチもファーストシューズをそろそろ買いたいなって考えてます!
かわいいのがいっぱいあって迷っちゃいますよね。

母ちゃん先生
母ちゃん先生

親の楽しみでもありますよね。
ただこの年齢のお子さんの靴は見た目よりも品質重視で選んであげてくださいね。
まだまだとっても未熟な足ですから。

柔らかくて不安定な足

よちよち歩きのこどもの骨格はまだまだ未熟です。
早く歩けるようにとまだ歩く準備ができていない時期から、ベビーウォーカーなどで無理に体重を下肢にかけるのはオススメしません。
※歩く準備ができていない時期:赤ちゃんが自然につかまり立ちをし始める以前と考えています。

歩く準備ができていない時期からの負荷は膝や足首に負担をかける可能性があります。

膝に負担がかかると
O脚の原因になることがあります。
ブラウント病(膝内側の成長軟骨に負担がかかり成長障害を起こす)にも関与しているという報告もあります。参考記事:日常生活で防ぐ☆こどものO脚☆

足関節に負担がかかると
足くびに負担がかかると、外反足と言って踵かかとが内側に倒れるような感じになって土踏まずが見えなくなります。足や下腿の筋肉が発達しにくくなるので扁平足の原因になることもあります。

よちよち歩きのこどもでは、土踏まずの形成は未熟なので心配しすぎる必要はありません。ただし、2歳以降になっても足首がグニュっと内側に倒れている場合はハイカットシューズや足底板(靴の中敷)などを使った治療が必要になることがあります。関連記事:こどもの足の変形②:(外反)扁平足

靴選びのポイント

サイズが合っていることはもちろんですが(大きすぎず、小さすぎず)、以下のことにも注意してみてください。

踵部分が柔らかすぎない

全体的に柔らかい素材の方が足に優しいように思われがちですが、決してそうではありません。
踵部分に関しては、柔らかすぎずしっかりと踵をを包んで支えてくれる必要があります。

縦方向、横方向にも潰れにくいものがオススメです。

                     

前足部が硬すぎない

歩く時にしっかりと踏み返しができるように、靴の前1/3あたりが硬すぎないものがオススメです。

先日、ウチの息子はファーストシューズを卒業して2足目の靴に!!
今暮らしているドイツでは子供靴の種類が少ないように思います。

少ない選択肢の中で写真に引用したシューズを買ったのですが、土踏まずをサポートする中敷が付いてないのが残念ポイントです。。。

ちなみに、ファーストシューズはこちらを履いていました。しっかり中敷も着いています。やっぱり日本はいいものが多いなぁ。。。

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