新型コロナウイルス感染が世界中に広まり、多くの国で日常生活が大きく制限されています。
感染から身を守るために、さらには人類を守るために外出制限、接触制限の真っ最中です。
今回の新型コロナウイルス(以下COVID-19)をはじめ多くの感染症予防に重要なことの一つが手洗いです。
手を洗うタイミングはいつ?
帰宅後はもちろん、気になったときはいつでも洗えばいいと思います。
そしてもう一つ心掛けておきたいのは、帰宅前にも洗うということ。
会社を出る前、買い物から帰る前などで洗えるタイミングがあれば手洗いをしてください。
その上で、帰宅後にもう一度手を洗う。これがベストです。
正しい手洗い
外科医が行う手術前の手洗いと普段の手洗い方法は基本的には同じです。
ただ、いくつかポイントを押さえて意識的にしっかり洗うことでより清潔な手になります。
意識して洗ってほしい部位
闇雲にゴシゴシ洗うのではなく、洗う部位を意識して洗うことが重要です。
具体的には以下の6箇所になります。 は特に忘れがちな部分
- 手のひら
- つめ(指先)
- 親指のまわり
- 手の甲
- 指の間
- 手首
実際の手洗い方法
まずはイラストで手洗いの流れを確認してください。
【解説】
手順1〜3までは皆さん無意識にできていると思います。
注意点として、手のひらを洗うときは、シワ部分も洗う意識を持ってください。
手順4. 手の甲をそれぞれ洗います。すでにこの時点で脱落していた人もいるのでは?うちの旦那。
握りこぶし部分の骨や指を伸ばす腱などがあるので手の甲はボコボコしています。
凹凸を意識して洗ってください。
手順5. 指の間をしっかり洗ってください。
この部分の洗い残しは多いです。
手順6. 親指、親指の付け根(肉球部分)をもみ洗いしてください。これしてない人多いです!再びうちの旦那。
ハッピーバースデーの歌2回分がその目安と言われています。
その他
洗浄剤の種類:石けん、液体石けん、泡タイプの洗浄剤などどのタイプでも差はありません。
問題は洗い方です。
※こどもの場合、泡タイプの方が洗いやすいです。
清潔なタオル:手洗い後に使用するタオルも重要です。
感染者がいる場合は、タオルは別々にするべきです。
アルコール消毒:手洗い後、手にもみこむとさらに効果的です。
まとめ
手洗いは様々な感染症予防の基本です。
帰宅後のみならず、帰宅前にも洗うことでより細菌、ウイルスの持ち帰りリスクが減少します。
意識して洗う部分、洗う手順を確認して手洗いの精度を高めましょう。
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