こどもの水虫(足白癬)

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油断禁物!赤ちゃんだって水虫になる!

水虫(みずむし)とは

なんとなくかかと恥ずかしい水虫。水虫という名前は一般名で医学的は白癬はくせんといいます。白癬菌というカビが原因となり起こる皮膚の疾患です。特に足指の間にできやすいです。

水虫というとおじさんだけのものだというイメージがありますが、条件がそろえば女性やこどもにも起こる可能性があります。実は女性患者さんも増えています。

どうやって感染するのか?

水虫の原因である白癬菌は、爪や皮膚、毛などにあるケラチンというタンパク質を栄養源とするカビの一種です。白癬菌は人から人へ移っていきます。バスマットやスリッパなどを介して移っていきます。
付着した白癬菌が皮膚や爪で増殖することによって水虫へと発展していくのです。

白癬菌が増殖しやすい環境とは?
1. 高温多湿(汗っかき、通気性の悪い靴・靴下の長時間着用)
  サッカー、野球などのスポーツっ子のスパイクの中は白癬菌天国

2. 汗や汚れが残ったアルカリ性の皮膚(シャワーや入浴を怠った不潔な皮膚)
  疲れたからって風呂に入らずに寝てしまうあなた。要注意です。
 

水虫の症状

  • 足指の間や足裏がかゆいかゆみを伴うのは全体の1割ほどという報告も)
  • 足指の間が白くふやけたり、ジュクジュクする
  • 足指の間や足裏の皮が剥ける
  • 足裏に小さい水疱ができる

ただしこのような症状があっても、季節的変動がなければ、足白癬の可能性は少ないです。
日本皮膚科学会 皮膚科Q&Aより

 

水虫とよく似た疾患

足指の皮が剥けたり、かゆかったりすれば全て水虫というわけではありません。
よく間違われやすい状態に以下のようなものがあります。

  • 接触性皮膚炎
    これは皮膚アレルギーの一つで、例えば靴の素材や床掃除の洗剤など皮膚に合わないものが付着した際に起こる可能性があります。赤くなってかゆかったり、水疱ができたり。

  • 汗疱状湿疹
    足の裏に汗をかきやすい人に生じやすいと言われています。こどもの中にも結構いますよね。小水疱がプツプツでき、そこの皮が剥けたりかゆみを伴うようになったりと水虫とよく似ています。

    うちの息子もこれ。父親譲りなのか乳児の特性なのか足裏はいつもしっとり潤っていてとっても蒸れやすいんです。

    時々、プツプツができて皮が剥けたり…
    はじめは水虫だぁーって慌ててしまいました。

     

    特に春から夏にかけては、蒸れにくい靴を選んでいます。

    室内はもちろん外でもなるべく裸足で遊ばせるようにしています。

  • その他の感染
    カンジダというカビや他の細菌感染によっても水虫に似た症状が出ることがあります。

    水虫とは治療法が異なることがあるので自己判断はやめましょう。
    水虫は、顕微鏡で白癬菌がいることを確認して診断されます。

 

水虫の予防と治療

 

白癬菌に接触したからといって、すぐに水虫になるわけではありません。白癬菌が増殖しにくい環境を作れば水虫を予防できます!

 

  • 足を清潔に保つ
    白癬菌が付着し皮膚に侵入してから感染が成立するまでに24時間かかると言われています。
    入浴時によく泡立てた石鹸で足指の間まで優しく丁寧に洗いましょう。

  • 靴を清潔に保つ
    可能な限り頻回に洗うのがベスト!ですが毎日洗うことはほぼ不可能。。。
    履いた後はしっかり乾燥させましょう。

  • 通気性の良い靴や靴下を選ぶ ←特にこども!!
    そして、可能であれば長時間同じ靴を履き続けるのは避けましょう。

  • スリッパ共有は控える
    バスマットの共有も控えたいところですが、家族分のバスマットを用意するのは非現実的!?

水虫はしっかりと治療をして家族内の感染源にならないように!!
 

皮膚科で水虫の診断がついたら速やかに処方された薬を塗布するようにしましょう。
薬を塗るだけでなく、足や靴を清潔に保つように気をつけましょう。

 

※プール使用について
水の中で白癬菌を移したり移されたりすることはありませんが、共有の足拭きマットなどを介して菌が皮膚に付着することがあります。
しっかりと足を拭いて乾燥させ、帰宅後はシャワーや入浴をして清潔にしましょう。

水虫の症状がひどい場合はプールの使用は控えましょう(傷んだ皮膚から雑菌が入り二次感染の可能性があります)

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